訪問介護の“自費サービス”はどこまで頼める?家事・外出支援・見守りまで完全ガイド
保険だけでは埋められない “困った” を解決する柔軟なサポート
訪問介護を利用していると、
「ここをお願いしたいのに保険の範囲外なんだ…」
と感じる場面が意外と多くあります。
家族を介護していたとき、
「あと10分だけ手伝ってくれたら助かるのに」
「ここは保険外なんだ…どうしよう」
と悩むことがありました。
そんな“保険のすき間”を補ってくれるのが 自費サービス(保険外サービス) です。
保険よりも柔軟に対応できるため、
生活の負担がグッと軽くなる という声も多い人気のサービスです。
1. 家事サポートの自費サービス
「ここまでやってもらえると助かる」が叶いやすい
介護保険の生活援助は「最低限の家事」が対象で、細かい部分まではできません。
そのため、以下のような家事は 自費サービスで依頼されるケースが非常に多い です。
● 掃除の細かい部分
・家全体の大掃除
・換気扇や窓、ベランダの清掃
・布団干し
・押し入れ・収納の整理
保険では“利用者の生活導線の掃除”までしかできませんが、
自費なら「家族が使う場所もまとめて掃除してほしい」という希望にも応えられます。
● 洗濯や衣替えのサポート
・衣替えの準備
・洋服の仕分け
・タンスやクローゼットの片付け
特に一人暮らしの高齢者は衣替えで困ることが多く、よく依頼される内容です。
2. 生活支援の自費サービス
「一緒に行ってほしい」「気分転換したい」に応えるサポート
介護保険では“買い物代行”はできますが、
買い物の付き添い(同行)は保険外 です。
しかし実際は、
「一緒に選びたい」「外に出るきっかけがほしい」
という声がとても多いんです。
● 買い物の付き添い
・一緒にスーパーに行きたい
・重いものを持つのを手伝ってほしい
・好きな食材を自分で選びたい
気分転換としての効果もあり、特に人気の自費サービスです。
● 外出サポート(保険ではできない)
・銀行・役所への手続き同行
・友人の家へ行く付き添い
・冠婚葬祭への付き添い
・近所の散歩の見守り
通院以外の外出はすべて 保険外=自費 になるため、ニーズが非常に高いカテゴリです。
3. 介護保険では対応できない “身の回り” のサポート
● ペットのお世話
これは保険の対象外ですが、
「ペットの世話ができないから困っている」
という高齢者がかなり多いのが現実です。
自費サービスでよく依頼されるのは:
・餌やり
・散歩
・トイレ(ペットシーツ)の交換
・ケージの掃除
“ペットは家族” という考えが強い方ほど重宝しています。
● 家族のための家事
・同居家族のための夕食づくり
・家族用の洗濯
・家族の外出付き添い
保険では「利用者本人のための援助」しかできませんが、
自費なら「家族のため」に依頼できるのが大きな魅力です。
4. 専門的な見守り・相談サポート
夜間・長時間の見守りはほぼ自費サービス
介護保険の訪問は 時間がきっちり決まっている ため、
「家族が不在の数時間だけ見てほしい」
「夜間が心配で付き添ってほしい」
という希望には対応できません。
そこで利用されるのがこちら。
● 夜間や長時間の見守り
・家族が仕事の間だけ数時間見守り
・夜間の不安が強い方の付き添い
・病状が不安定な日だけ長めに様子を見る
特に独居の方や、認知症の方の家族から多く相談があります。
● 生活相談・役所手続きのサポート
・書類の記入サポート
・必要な手続きの同行
・生活の不安相談
“誰に相談すればいいかわからない” という方にとって、心強いサービスです。
5. 自費サービスを利用する前に知っておきたいポイント
● 料金は事業所によって大きく違う
・1時間3,000円〜10,000円以上
・夜間料金
・交通費
など、価格差が非常に大きいのが特徴です。
● 「保険でできる」「自費になる」は複雑
迷ったら、遠慮せず聞くのが一番です。
● まずは“必要なもの”を整理するとムダが減る
「何が困っているか」を書き出すだけで、
頼みすぎ・不足のどちらも避けられます。
まとめ
訪問介護の自費サービスは、
「介護保険だけでは不安」「細かい部分まで手を貸してほしい」
というニーズに応えられる、とても柔軟な仕組みです。
・家事
・外出
・見守り
・家族向けサポート
・ペットのお世話
など、生活の“困りごと”を幅広くカバーできます。
「こんなことお願いできるかな…?」と思う内容でも、
相談してみると案外できることが多いのが自費サービスの魅力。
必要に応じて上手に活用し、
利用者も家族も安心して過ごせる環境を整えていきましょう。


